猫伝染性腹膜炎(FIP)について[2024.03.06]
今回は、猫伝染性腹膜炎(FIP)についてです。
猫伝染性腹膜炎はコロナウイルスが変異した猫伝染性腹膜炎ウイルスによる感染症で、
若い子猫ちゃんが発症しやすく、発症しかなり高い確率で亡くなってしまう事が
今まで多かったのが、近年、治療方法が出てきました。
FIPは、ドライタイプとウェットタイプがあり、
ウェットタイプではお腹や胸、心臓の周りに液体が溜まってしまいます。
ドライタイプでは、いろいろな臓器に肉芽腫性病変(しこり)を作ります。
症状としては、
発熱や食欲の低下、嘔吐、神経症状などがありますが、
症状があまりなく、若い猫ちゃんで見られることも
多いため、避妊手術や去勢手術のために血液検査を行ったときに
異常値により発見される事もあります。
続きは、また次に書きます。