一般診療
当院では予防医療から内科、外科、皮膚科、泌尿器科などを含めた一般診療を幅広く行っております。お耳が痒い、吐いてしまった、便がゆるいなど、少しでもご不安があればお気軽にご相談ください。
また、基本的に予約診療は行っておりませんが、診察時間内での来院が難しい等ございましたら、12時~16時の間に予約診療として対応出来ることがありますので、ご相談下さい。
◎ 吐いてしまった時は吐物、下痢の時は便を可能であれば、ご持参下さい。
◎ 何か様子がおかしい、けいれんしてるなど、説明しづらい事があれば、(余裕があればで構いません)動画をお持ち頂けると診断に役立ちます。
手術について
■避妊・去勢
当院では、若いうちの避妊手術(女の子)・および去勢手術(男の子)をお勧めしております。若いうちに避妊手術をすることで、乳腺腫瘍の発生率が低くなり、子宮蓄膿症や卵巣疾患の発生も抑えられます。また去勢手術により前立腺肥大や、肛門周囲腺腫、会陰ヘルニアなどの予防につながります。
手術前には、血液検査を行いますので、まず絶食でいらして下さい。血液検査後に手術の予約を行います。
【避妊手術の時期と乳腺腫瘍発生率の関係(イヌの場合)】
- 初回発情前:0.05%
- 2回目発情前:8%
- 2回目発情以降:26%
【避妊手術の時期と乳腺腫瘍発生率のリスク減少率(ネコの場合)】
- 生後半年より前に避妊手術すると、91%
- 生後7から12ヶ月に避妊手術すると、86%
- 生後13から24ヶ月に避妊手術すると、11%
■高性能の電気メス、シーリング使用
COVIDIEN社のエネルギープラットフォームを使用する事でより出血が少なく安全に手術を行うことができます。
また、7mmまでの太い血管もシーリングの機能で糸を使わずに切る事ができます。
【手術の際のメリット】
- 出来るだけ体内に異物を残さないようにすることができる。
- 手術時間が大幅に短縮できる。
できるだけ糸を体内に残さないことで、縫合糸反応性肉芽腫の予防ができます。
縫合糸反応性肉芽腫とは、手術で使用した糸の反応によってしこりを形成してしまうもので、近くの内臓を巻き込んでしまい、摘出手術が必要になる事や長期的なステロイドの使用が必要になる事もあります。
避妊手術や去勢手術の際にも、使用することができますので、ぜひご相談ください。
■その他手術について
当院では避妊手術や去勢手術の他、各種手術を行っております。
また、異物を飲んでしまった時などは内視鏡による摘出もおこないます。
血液検査等で十分に検査をした上で、生体モニター等を用いて安全に麻酔をかけ、手術を行います。
- 胃切開
- 腸切開
- 腸管切除
- 脾臓摘出
- 膀胱結石
- 尿管結石
- 尿道結石
- 会陰ヘルニア
- 膝蓋骨脱臼
- 内視鏡による異物除去及び検査
- 帝王切開
- チェリーアイなど
その他、色々な手術行なっております。
詳しくはお問合せ下さい。
03-6451-0801
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