マダニを見つけたら、、、、[2013.05.14]
暖かくなってくると、ワンちゃん・ネコちゃんの体に寄生するノミ、ダニも多く発生します。ダニは肉眼でも見えますが、寄生してるのを見つけたらすぐに取ってはいけません。
外にいるダニは『マダニ』といって、カーペットの中にいるようなダニとは違います。 人や動物の体にくっついて血を吸って栄養を取ります。
血を吸う前は2~3mmですが、血を吸った後は1cm近い大きさになります。
血を吸うときには、蚊のようにストロー状の針ではなく、しっかりとした口で皮膚を切り裂いて血を吸います。この時口の部分を、マダニ自身の分泌物で固定するため、簡単には口が取れなくなっています。
無理に引っ張ると、マダニの口が刺さったままになり、それが細菌感染や化膿の原因になることがあります。
確実な対処法は、動物病院で口が残らないように適切に除去することです。応急的に、アルコールをマダニに少量付けたりして、弱らせて取りやすくするといったやり方もあるようですが、まずは病院にご相談頂くのがよいかと思います。その様な時も当院で対応可能ですので、ぜひご相談下さい。
マダニの吸血は数日間かけて行われます。草むらに入り込んだりする子の足先や口元、耳の先などに1日、2日で段々と大きくなるような、『黒いしこり』が見つかったら、ご注意ください。
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