犬・猫の心臓病の原因と発見前にできること[2025.09.05]
はじめに
犬や猫が心臓病と診断されると、「なぜうちの子が?」「防ぐことはできなかったの?」と疑問を持たれる飼い主さまは多いです。
心臓病にはさまざまな原因があり、完全に防ぐことは難しいものの、日常の工夫や定期健診によって 早期発見や進行抑制 が可能です。
犬や猫の心臓病の主な原因
犬で多い原因
- 僧帽弁閉鎖不全症(MMVD):小型犬で多く、弁が閉じなくなり血液が逆流する
- 拡張型心筋症:大型犬に多く、心筋そのものに異常が起こる
猫で多い原因
- 肥大型心筋症(HCM):最も多い猫の心臓病。心筋が厚くなり心臓が広がらなくなる
- その他の心筋症:拘束型や拡張型など
要因
- 加齢
- 遺伝(犬種・猫種の特徴)
- 歯周病など
予防できること・できないこと
- 遺伝や加齢は防ぐことができません
- 定期的な健康診断で早期発見が可能で、進行を遅らせることが可能なこともあります
心臓病発見前にできること
1.定期健診で早期発見
- 年1回、シニア期(7歳以上)は半年ごとが理想
- 猫の場合は、心雑音が聞こえないこともあるので、心臓のエコー検査を健康診断で行うことで診断可能
- レントゲンや血液検査を組み合わせることで、無症状のうちに病気を見つけられる場合があります
2.歯や口腔の健康
- 歯周病菌が心臓に悪影響を与えることがあります
- デンタルケアや歯石除去は心臓病リスクの軽減にも
3.日常の観察
- 咳、呼吸の速さ、疲れやすさ、食欲・元気の変化をチェック
- 小さなサインに早く気づくことで、重症化を遅らせることができる可能性があります
まとめ
犬や猫の心臓病は、遺伝や加齢など避けられない要因も多いですが、定期健診や日常管理によって早期発見・進行の抑制は可能です。
「なぜなったのか」を気に病むよりも、発見前からできる工夫で、少しでも早く気づいてあげること が大切です。










































