猫の心筋症の診断方法[2025.09.16]
はじめに
猫の心筋症は、無症状のうちに進行することが多い病気です。
そのため、症状だけで見つけるのは難しく、適切な検査によって診断することが大切です。
ここでは、猫の心筋症を見つけるための代表的な検査についてご紹介します。
聴診
・健診の基本は聴診ですが、猫の場合は心雑音が聞こえないのに心筋症があることも珍しくありません。
・聴診で異常がなくても、安心しすぎないことが大切です。
心エコー検査(超音波検査)
・心筋症の診断に最も有効な検査
・心臓の形、大きさ、壁の厚さ、血液の流れを直接観察できる
・肥大型心筋症(HCM)などの診断や重症度評価に欠かせません
レントゲン検査
・心臓のサイズや肺の状態を確認できる
・肺水腫や胸水がたまっていないかをチェックするのに有効
血液検査
・心臓以外の病気(例:甲状腺機能亢進症)で心筋が分厚くなることもあり、鑑別にも必要であり、その他腎臓病や一般状態を把握するためにも必要な検査です
心電図検査
・不整脈の有無を確認できる検査
・心拍の乱れや異常なリズムを把握することで、治療方針の参考になります
血圧測定
・猫では高血圧が心臓に影響を与えることがあり、血圧測定も重要な検査のひとつです
まとめ
猫の心筋症は、聴診だけでは見逃されることも多い病気です。
確実な診断には心エコー検査が不可欠で、レントゲン・血液検査・心電図・血圧測定を組み合わせることで、より正確に評価できます。
定期的な健診で早期に見つけることが、愛猫の健康寿命を延ばすことにつながります。










































