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症例コラム
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股関節脱臼のワンちゃん

2024.09.20

股関節脱臼について

こんにちは、皆さん。今日は、5歳のプードルが経験した股関節脱臼についてお話しします。左の後ろ足を上げている様子が見られ、検査を行った結果、股関節脱臼と診断されました。

股関節脱臼の概要

股関節脱臼は、脱臼する方向によって原因や手術方法が異なります。今回、アドバイザーとして来ていただいた先生に手術をお願いしました。手術では、股関節の靭帯が切れてしまっていたため、「トグルピン法」という方法を用いて人工的に靭帯を作成し、股関節を安定させました。

手術後の経過

手術後は、元気に退院することができましたが、安静が必要です。退院後もしばらくはテーピングを行い、股関節を保護します。特に、足が滑って開いてしまうことが多いため、足の裏の毛が伸びているワンちゃんは、定期的に足裏の毛をカットし、滑らないように注意が必要です。

注意点

股関節脱臼を防ぐためには、日頃からのケアが重要です。特に高齢犬や運動量が減ってきた犬にとっては、怪我のリスクが高まるため、足元に注意を払い、滑りにくい環境を整えることが大切です。

愛犬の健康を守るために、ぜひ日常的なチェックを行い、問題があれば早めに獣医師に相談しましょう。みなさんの愛犬が健康で幸せに過ごせるよう、ご協力させて頂きます!!

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